医院ブログ

審美歯科・PART4

2017年11月12日 (日)

審美歯科
臨床症例
PART4

 

 

審美歯科
臨床症例
PART3
の続きです。

 

 

症例1

女性
63歳

御希望(主訴)
上顎前歯の審美歯科希望

 

 

 

上写真:術前写真
中上写真:支台築造
(メタルコア時写真)
中下写真:仮歯装着写真、
下写真:““松タイプ””装着写真

松タイプ
(最高グレード:
ジルコニアセラミックス)

1本:50760円(税込)

 

 

【最終検討項目】

 

 

左上1番:
レジン前装冠は、
“歯冠歯根比”の数値が悪いため、
連結冠とすることで、
数値を改善する。

 

 

左上2番:、
天然歯(御自身の歯)であるが、
隣在歯と『違和感無く』
““見せたい””たいため、
補綴物の大きさを“やや大きく”
特に、
唇側側の豊隆を『意図的に大きく』
する。

 

 

右上1番・右上2番は、
左上1番・左上2番と
外観がしっかり馴染むように、
歯冠部の幅径を、
“意図的に短く”する。

 

 

さらに上顎前歯部4本が必ず、
『上顎の歯槽堤内に収まること』。
4前歯の切端部が、
上顎左右3番よりも、
『長くならないこと』。

4本装着時の隅角が、
『丸みを帯びる』こと。

等を検討して、

 

 

““松タイプ””

『ジルコニアセラミックスクラウン』

を、
4本連結冠として装着しました。

 

 

元来、
『上顎前突咬合』のため、
あえて、
““前歯部の歯冠長を短く””
しましたが、
『 術前 』と比較しますと、

口元がすっきり軽く、
柔らかく、
やさしく、
““品のある印象””に
改善されました。

 

 

オーバージェットが
『短く』なり、
下顎前歯部が、
だいぶ見えるようになりましたが、
『前突咬合』のため、
術後の状態では、
殆ど見えません。

 

 

患者様からは、
『笑顔と感謝の御言葉』を頂き、
とても満足しております。

 

 

 

 

このような治療内容を、
『審美歯科』と言うのか?
解りませんが、
『審美歯科』とは何か?
と言うことよりも、
患者様の満足度を
『高く出来る診療科目』
であることは、
「間違いない!」と、
思っております。

 

上写真

中上写真

 

中下写真

 

下写真

カテゴリー : 審美歯科