乳児からの口腔ケア、実は「親御さんの笑顔」が一番の予防です
2026年2月28日 (土)
先日、大阪大学の研究グループから「乳児期の生活環境が3歳半時点の虫歯リスクにどう影響するか」という大変興味深い研究結果が発表されました。横浜市青葉区で25年、多くのお子さんを診てきた視点から、この研究結果を読み解く「3つのポイント」をお伝えします。
1. 「母乳育児」と「虫歯」の本当の関係
論文には「乳歯が萌えるのが早い子どもはむし歯になりやすい」とありましたが、
加えて「1歳半を過ぎての授乳が虫歯リスクを高める」可能性についての記載もありました。
授乳習慣とむし歯の関連については不明な点が多く、「母乳をやめなさい」という訳ではありません。
大切なのは「プラーク(歯垢)を残さない工夫」です。
データでも、歯垢の数値が高いとリスクは5倍以上に跳ね上がります。
授乳を続けながらも、いかに効率よく汚れを落とすか。
そのコツを私たち専門家と一緒に見つけていきましょう。
2. 親御さんの「疲れ」は、歯の健康に直結する
今回の研究で最も注目すべきは、「親の疲労」が虫歯リスクを上げるという点です。
育児に疲れ果てている時、毎晩の仕上げ磨きは本当に大変な仕事です。
虫歯が増えるのは、決して親御さんの愛情不足ではありません。
「今は少し疲れているんだな」とサインとして受け止め、そんな時こそ歯科医院を頼ってください。
クリーニングをお任せいただくことで、ご家庭での負担を減らすことができます。
3. 「相談できる場所」を持つことが最強の予防
保健教室に参加した家庭では、虫歯リスクが約半分に減っています。
「まだ虫歯がないから」と遠慮せず、歯が生え始めたらぜひ歯科医院を「親子の交流の場」として活用してください。
正しい知識があるだけで、育児の不安はグッと減り、結果としてお子さんの歯も守られます。
《地域の皆さまへ》
当院は最新の知見と25年の経験を活かし、一人ひとりのライフスタイルに寄り添ったケアを提案しています。
「仕上げ磨きを嫌がって大変!」
「おやつは何をあげたらいい?」
そんな些細な相談が、将来のお子さんの綺麗な歯並びと健康な体を作ります。
一人で頑張りすぎず、私たちと一緒に大切なお子さんの成長を見守っていきましょう!







